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2007.10.07

ポルシェの作法

ポルシェの専門雑誌を読んでいると、ポルシェの整備にあたっては独特の作法があり、これはポルシェ乗りにとっては常識であるかのように書かれています。

たとえばホイールのボルトの位置。16インチのホイールの場合は赤い印があるボルトにエアーバルブに一番近いホイールの穴をあわせ、ロックナットはそこに装着します。しかし17インチホイールの場合は、赤い印のあるボルトにホイールの穴のうちエアーバルブと対称の位置にある穴を合わせるそうです。

またホイールボルトにはグリースを切らさないことなど。

皆さん、こういうことはちゃんとやられているんでしょうか。余り気にしない人も多いのではないかと思うんですが、どうでしょうか。

Porsche964_17inch_wheel

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コメント

ディドリさんこんばんは。
タイヤラボさんのコメントを拝読させていただき、自分の中で謎が解けました。

まず、ホイールボルトの位置の件、車体振動防止のためでしたか。
やはり、ダイナミックバランス管理上の理由でしょうか。
となると、純正ホイールおよびNタイヤの装着は、ホイールベアリングを含む軸系の寿命を延ばすためにも、仕方のないことかもしれません。

次に、ホイールボルトのグリースの件、純正オプティモリを使う事ですか。
ならば、その純正品はおそらく、アルミニウムペーストのOptimol社(ドイツ製だったかな)Optimoly TAでしょう。
おっしゃるようにこれは焼付防止剤であり、アルミニウムペーストであるならば、船でも高温になるパイプのフランジボルトに塗布します。

私の中の結論:
純正品の使用を推奨し整備マニュアルで規定・手順を明確にすることで、オーナーに引き渡された後もポルシェが責任をもって機械の状態をきちんと管理する。
それらの思想には、ドイツ製の舶用高速ディーゼルエンジン(たとえばMTU社やMAN社:メンテはこまかいマニュアルでガチガチ:もともと戦車のエンジンだから仕方ないですが)と共通のものを感じます。
なんか、防衛装備品の設計思想のようで、いわばハイパーローテクと呼ばれる類のものかもしれません。
設計者の立場に立つと自家用車のような民生品は、それとはちょっとちがうんだけどな、というのが個人的意見ですが、普通とはちょっと違うポルシェを所有するオーナーは、やはり幸せ者だと思います。
私は、その辺りを深く考える前に964C4を手放してしまいましたが、もう少し楽しむ余地があったのかな、と今少し後悔しています。
いや~、勉強になりました。
長文で失礼いたしました。

投稿: ビーマーの | 2007.10.12 20:23

タイヤラボさん、いや、プロの見識(経験)さすがです。やはりちゃんと理由があったんですね。恐れ入りました。

投稿: ディドリ | 2007.10.10 22:18

弊社のHPがありますので、良かったらご覧下さい。

投稿: タイヤラボ | 2007.10.09 12:44

皆さん、お詳しいですね。

私は1986年(西ドイツ)、90年(三和自動車)にポルシェ社の技術講習を受けた経験があります。
ホイールのボルトの位置ですが、まったくその通りで厳守されたほうが良いですね。
位置決めは車体振動を防ぐ有効な手段であり、時速230km以上では体感できると思います。

ホイールボルト及びホイールナット(球面テーパー)のテーパー部にも純正オプティモリを塗布します。(無い場合は社外品でスレッドコンパウンドが出ていますので、こちらでも宜しいかと思います。)焼きつき防止剤と認識しております。

タイヤですがNマーキングが純正指定になっており、基本的にはこれ以外付けないほうが良いと思います。
このタイヤは精度に関しては現在最高レベルですので一般の市販タイヤとは全く違いますし、サスペンションのマッチングに合わせ横方向の剛性が高くヨレないように造られています。

投稿: タイヤラボ | 2007.10.09 12:35

fumaさん、こんにちは。

タイヤにお詳しいですね。私はそこまで考えたことはなかったのですが、確かにサーキットで走っても横はともかく、縦のグリップでは不足は感じませんでしたね。まわりが皆01Rとかネオバとかハイグリップなタイヤでしたが。

しかしNが付くタイヤは高いですね。知り合いにはポルシェはN指定が必要なことを知りつつも、高いので敢えてNの付かないタイヤを選択している人もいます。

投稿: ディドリ | 2007.10.08 09:53

ビーマーのおっちゃん、こんにちは。いやー、専門家としての見解ありがとうございます。

ホイールのボルトの位置やグリースについては、日本のマニアの間のみで伝わる伝説のようなものじゃないかと思っていました。ボルトの位置はダイナミックバランスに関係しそうですが、通常の使い方ではその前にホイールのバランスの方が狂いやすいような感じがします。250km/hとかで走るために完璧に調整するためにはそこまでやる必要があるんでしょうけどね。

グリースの件は、ボルトがあまりに軽量で頼りないもんだから、あまりトルクがかけられず、固着を防ぐためのものだと思っていました。

これらの2点はオーナーズマニュアルには書いていないんじゃないかなと思います。後で確認してみますが。いずれにしてもドイツのメーカーらしい几帳面さですね。

投稿: ディドリ | 2007.10.08 09:50

長文で申し訳ないのですが、お邪魔いたします。

私の場合、
 1)ホイールボルトの位置→知りませんでした。
 2)グリース→知りませんでした。
しかし、それらの作法の意味が分かりません。

1)について
私は船の設計が専門なので、車の軸系に関するコメントは的外れかもしれませんが、もし1)についてそうならばおそらく、ポルシェ社がダイナミックバランスを管理している純正ホイールのみに適用されるマナーなのでしょう。
私が設計するなら、種々のホイール・タイヤを装着することを前提とし、ホイールではある程度のダイナミックバランスのバラツキを許容したうえで、その分ベアリングの強度を上げる、という思想をとります。
なるほど、911のベアリングトラブルは聞いた事がありますので、他社よりも若干弱めの設定になっているのかもしれません。
だからと言ってオーナーに1)のようなマナーを求めるのも、メーカーとしてどうかなと思います。
以上のように考えてみましたが、結局よくわかりませんでした。

2)について
ホイールボルトにグリースアップするというのも私のセンスにミートしません。
元ミツワでポルシェ担当だったレーシングメカニックの作業を見学させてもらったことがありますが、彼はグリースアップなどせず、最も弱い番手のロックタイト(回り止め)を塗布していました。これはある意味リーズナブルです。
これも的外れかもしれませんが、ホイールのように暴露環境にあるものの締め付けトルクは、グリスなどなしの状態で材料と材料の摩擦力から設計・設定します。
暴露部については言葉は悪いのですが素人のメンテナンスを前提にするので、摩擦力の管理が難しくなるような思想をとらないのが通常だと思います。
さらに、ホイールボルト&ナット間は電食の心配もないので電気的絶縁も不要でしょう。
以上の考察から、私として、ホイールボルトへのグリースアップは推奨しません。
しかしながら、巷を騒がせた「大型車のホイールボルト折損による車輪脱落事故防止のための緊急点検実施のお願い(国土交通省通達による)」には、「ボルト、ナットのねじ部には適切なオイル等を塗布する」とあります。
こうなると、ボルトの塑性変形まで気になります(オイルを塗るとどんどん締まりますから)。じゃ、「ボルトの伸び」も点検項目に入れてください、と言いたくなります。
このような考え方も、別の世界であるのは知っていますが、自家用車のホイールに適用するのはどうかなというのが私の意見です。

投稿: ビーマーのおっちゃん | 2007.10.08 08:20

ディドリさん、こんばんは
またまた、おじゃまします

930
パッドセンサー → カットしています
スタッド → 気にしていません
グリース → 知りませんでした
一番気にしているのは、締め付けトルクです
930純正は強くしめられないんで、コマメに点検する位です

タイヤが目に止まったので教えてください
ディドリさん、964に ROSSO-N なんですね
張り切って走ったとき、ブレーキがタイヤに負けませんか?
私もB3にE46時代からの ROSSO 225/18 を3年使ってますが
「ヨコグリップの不足するタイヤだな」と思っています
タテに強いと思っています
逆に、930に 01R を履いていますが「タテに弱いな」と感じます
ブレーキに負けて止まりません
ヨコはそこそこで、良く鳴き、良くすべるので素人向きで歓迎です
ショルダーがボロボロになるんでよく仕事してくれてるんだなとわかります

どんなタイヤを履いても、完璧なんてありえませんけれどもね
最近のタイヤは寿命が短いですね
B3もそろそろ、限界なんで、次は NERO にしようかと思っています
VW POLO に履いていますが、しっかりしていない? 良いタイヤだと思ってます (^o^)

投稿: fuma | 2007.10.08 00:00

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