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2006.09.17

据え切り

自動車の世界では「据え切り」とは、停止状態でステアリングをきることを意味します。一昔前の欧州車の世界では据え切りはタブーでした。欧州車のパワステは据え切りできるよう作られていなかったため、パワステポンプや配管に高い負荷や圧力がかかり、それが原因で故障を起こすことがよくあったためです。

据え切りができるのはパワーステアリングがあるからで、パワーステアリングがなければパワーステアリングに慣れてしまった今の普通の人の力では据え切りはできないと思います。私が車に乗り始めた頃はパワーステアリングがなかったので、据え切りのようなことはしませんでしたし、もしどうしてもしなければならない状況になっても、少しずつ車を動かしながらステアリングをきりました。タイヤが回転している状態ならばパワーステアリングがなくてもステアリングをきることはできます。

以前、フィアット・リトモ・アバルトというFFで2リッターのパワステなしの車に90年代初めに乗っていましたが、私はこのテクニックをもっていたのでステアリングが重いと思ったことはありませんでした。今もパワステはなくても構わないと個人的には思っています。パワーステアリングの機構があると、その分車が重くなりますし、故障の原因になるからです。今でも自分自身は据え切りのようなことはやらないのですが、たまにタイヤ交換などをお願いしたときに、ジャッキに乗せるためショップの若い人が自分の車を運転して据え切りを繰り返しているのを見ると、ムッときます。今の若い人にとっては据え切りはなんでもないことなんでしょうかね。

Powersteering
E36 B3のパワーステアリング機構

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