« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

2006.06.30

なかなかやるねモンディアルt

モンディアルtの走りは悪くないと思っていましたが、その理由のひとつは低重心にあるようです。Z軸の慣性モーメントがどうのこうのという難しい話はともかく、重量物であるエンジンの搭載位置が低いところにあることはコーナリング時の安定性に効果があるのは感覚的にも理解できると思います。

モンディアルtのクランク軸の地上高は約22cm。テスタロッサの588mmは論外としても、22cmというのはギアボックスがエンジンの下にある横置きエンジンの328系より低いのは勿論、同じ横置きミッションレイアウトの348や355よりも低い数値です。(ノーマルとの比較) ラダーフレームに縦置きV8エンジンというレイアウトは288GTOとF40と共通で、しかも横置きミッションはモンディアルtだけです。

Dsc03051

特に車高を下げてはいないのに、地を這うように低い重心を持つモンディアルt


| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006.06.25

ポルシェ911のエンジンの下回りの清掃

アルピナの整備が一段落したので、今度はポルシェ911に取り掛かりました。このところ毎週週末は車の整備で休む暇もありません。

ポルシェ911(964)はエンジンの下にアンダーカバーがついていて、エンジンが良く見えません。そこでアンダーカバーを外してオイル漏れの状態を見ます。

Dsc05969

写真上はアンダーカバーを外したばかりの状態です。いやーエンジンブロックに漏れたオイルがこびりついています。余りに大量ですが、何ででしょう。先般オイル交換をしたときにフィルターのところから大量に出てしまったものがここに溜まっているのでしょうか?これだけ付いていると、オイル漏れの箇所が特定できませんね。

Dsc05966

写真中はもう少し近くで撮影したものです。

Dsc05970

写真下は作業後です。パーツクリーナーとウェスで拭くと結構きれいになります。スチールたわしや真鍮のワイヤーブラシもつかって見ました。午後3時過ぎからはじめたので、完全にきれいにはなりませんが、1時間程度で今日のところはやめにしました。眼鏡をかけているのですが、ゴミが結構落ちてくるので、やはり目の保護具は必要ですね。

| | コメント (0)

2006.06.24

エアコンの能力向上、効果絶大(追記あり)

モンディアル-tのエアコンは効きは弱いと言われていますが、エンジンルームを見ていて効きを良くする方策を思いつきました。 エアコンのコンプレッサーから出ている2本のパイプがエキマニやオイルホースと非常に接近しています。エアコンのパイプは冷媒が通るものなので、そのすぐ近く、数センチのところに数百度になるエキマニや百数十度になる高温のオイルホースがあって熱の影響がないわけはありません。

Dsc02292
写真上 写真の中央部で左下から右上に伸びているのがエアコンのホースです。

Dsc05956
写真中 上から見るとわかりにくいですが、こんなに接近しています。(サーモガード装着後)

Dsc05950
写真下 これをカツキワークスというところから購入したサーモガードという遮熱シートでカバーしました。これでエアコンのホースへのエキマニをはじめとするエンジンルームの輻射熱をガードします。

さて効きの方ですが、外気温32度の暑い日に走ったら、寒いくらい冷えました。どうしようかと思うくらい冷えたエアーがセンターの噴出し口から出てきて、寒くて自分に風を当てられません。困ったと思ったのですが、これはオートエアコンですので、温度を25度くらいにしましたらちょうどよくなりました。

そうそう、エアコンの効率がよくなるということは、コンプレッサーの負担も減少しているということで、コンプレッサーの寿命も長くなるのだそうです。これは朗報ですね。

追伸 外気温37度という炎天下で乗りましたら、噴出し口の温度は12-14度でした。E36のBMW Alpina B3並に冷えます。油温が上昇すると冷えは悪くなるようです。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006.06.23

進化剤ZEEK

エコバルのエンジンリフレッシュと同時に添加した進化剤ZEEKの効果と思うのですが、その後色々な変化が起こりました。

エンジンが静かになりました。そのため気に入っていたアルピナのエンジンサウンドが弱くなってしまってちょっと残念ですが、前にのっていたE46が新車の頃良く聞こえたビーンというおそらくEGR(未燃焼排ガスの還流装置)のタービン音のような音が聞こえるようになってきました。同様に相対的に今までよりも排気音が良く聞こえてくるようになりました。エンジン音の音質も変化し、アイドリング時はシャーという音がメインになります。これはタイミングチェーンの音でしょうか。

またアクセルオフ時のエンジンの回転落ちが早くなり、ポルシェ911のようにシャープなエンジンになりました。

| | コメント (0)

ステアリングコラムカバー(続)

プラスチックの表面がべたべたになったステアリング・コラム・カバーを交換しました。作業としては簡単なんですが、そこはかつてのフェラーリの精度、ビスがきちんと入っているんだか入っていないんだかわかりません。プラスチックのパーツは組み付ける前に一度組み立ててビスに当たりをつけてから分解して、再度組み付けるほうがいいですね。作業位置もやりにくいところなので、ちょっと苦労してようやく装着しました。

Dsc05921

Dsc05923



写真3は以前の状態(ズボンのひざの部分があたって黒くなるのを防ぐため透明なテープを張ってあります)

しかし驚いたのは、2週間前に到着した新品の部品、そのときはさらさらだったのですが、このところの梅雨で湿気が多いせいか、早くもわずかですがベタベタし始めています。この時期のフェラーリのプラススチック内装の部品が経年変化でべたついてくるのは、日本の高温多湿の気候が原因だったんですね。ガレージにおいてあるときは室内に「水取りぞーさん」のようなものを置いておきましょうか。

外した古いプラスチックのパーツはなにしろ触るとベタベタして手が汚れるのでたちが悪く、捨てようと思ったのですが、表面を削って自分で再塗装するとよいとSモータースのWさんからアドバイスを受けて捨てずに保存してあります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.06.18

エンジンのリフレッシュ

昨年12月にB10-V8先生に教えていただたEC-T21という機械によるエンジンリフレッシュを行いました。一般にはレボ・ウィンとして知られているものと同じものです。こちらでのブランドはエコバルといいまして、例の開発者の方もこちらの運営に携わっているそうなので、本家本元はこちらかもしれません。(レボ・ウィンの方が世の中には先にでたので知られていますが)

エジンリフレッシュの機械はビルシュタインのものや、国産ではティレックスと呼ばれるものなど何種類かありますが、これは後者と同じように洗浄剤(溶剤)のパイプをオイル注入口とオイルドレンにつないで循環させながらエンジンを回して洗浄するものです。洗浄中、エンジンはレブリミット近くまで回します。

Dsc05930

右側の緑色のものがその機械です。

Dsc059332

Dsc05934

洗浄中のフィルターです。結構汚れているとの事です。一度メタルやピストンなど下のほうは交換してありますが、ヘッドなど上のほうは一度もオーバーホールしてない走行距離139,900kmの車ですからね。

Dsc05943

洗浄後のフィルターです。フィルターの網目は1ミクロンで、車のオイルフィルターよりも細かいとのこと。循環は1分間に4.8リッター前後でした。

洗浄後、溶剤を抜いてオイルを入れ、更にオプションメニューの進化剤ZEEKを投入します。進化剤とは添加剤をさらに進歩させ、エンジンの内部の金属部分まで改質させる働きがあるから漬けられた名前のようです。今回のオイルは先般ポルシェにも入れたカストロールRS。これは時々安売りでは4リッター缶で2,980円と非常に安く売られていて、そういうときにまとめ買いしてあります。 もっと良いオイルは色々ありますが、リフレッシュや進化剤の効果とオイルの効果が混ざってしまうと効果の検証ができないため、今回はあえて普通のオイルにしました。とはいえ、カストロールが本国で作った100%化学合成のものなので評判はわるくありません。

その効果ですが、エンジンのノイズが静かになりました。特に冷間時のタペット音が消えたので、バルブリフターにつまりを生じさせていたスラッジやワニスが解消したのだと思います。エンジンノイズが減少したおかげで走行時にも今まで聞くことができなかった色々な音が聞こえてくるようになって、そちらが気になって正直言いましてエンジンの吹け上がりについえてはまだなんとも言えません。私のストレート6のエンジンの吹け上がりは今までも十分素晴らしかったこともあり、それ以上進化しても私の感覚がまだ追いついてきていないのかもしれません。また進化剤の効果はだんだんと出てくるということなので今後が楽しみです。ポルシェ911のときもそうでしたが、本当に良いものは実感できるまで多少時間がかかるものです。まだ洗浄に使った溶剤は一部抜けきれていないため、3000Km程度走行したら再度オイルを交換する予定です。

一般論としては、効果があるという人とないという人の両方がいるようです。新車に近いコンディションのエンジンは効果がなくても当然かもしれませんが、逆にまめにオイル交換をしている人でも汚れている人もいるそうです。またよくない、ということは聞いたことがないそうです。そのほか、排ガス中のCOやHCなどの減少などさまざまな効果もあることから、エンジン内に長年溜まった垢のようなスラッジやワニスをきれいにすることは、私のような走行距離の多いの古い車には非常に良いことだと思っています。

| | コメント (0)

2006.06.11

ステアリングコラムカバー

コーンズパーツセンターに注文しておいたステアリング・コラム・カバーが届きました。
今週末は忙しかったり雨だったりしたもので、まだ装着していません。

走りには問題ないのですが、プラスチックが溶けてベタベタになるというこの時期のフェラーリ特有の問題が発生していまして、一昨年はとりあえずテープをはっておいたのですが、そろそろ機能的なメンテは一巡したので今度は内装など走りに関係しないところに取り掛かったとい訳です。(2004年11月18日の記事参照)

Dsc05905

5月29日にFAXでオーダーして、国内在庫なし、本国発注ということでしたので、金額12,180円(国内送料込)を振り込んで忘れたころに届きました。

古いフェラーリの修理にはゆっくりと時間がかかります。「国内在庫なし本国発注」は当たり前、本国に在庫があればラッキー、最悪なのは世界中どこにも在庫なし、という状態です。パーツをオーダーして入荷は早くて1週間、通常2週間です。

パーツもいつもお願いしているネクスト・ワンさんの方が多少安かったのですが、こちらは別途海外送料がかかりますので、余り高くないものはパーツ単体の値段が多少高くても、コーンズパーツセンターの方がトータルでは安くあがります。こちらは本国オーダーでも特に海外分の輸送代は請求されません。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.06.05

2回目の中締め

2004年の10月に購入したフェラーリモンディアルt、まもなく購入して2年になります。やっと理想の状態に近づいてきたという段階です。この間の苦労は、傍から見ると大変そうにみえますが、本人としては非常に楽しんできました。まだ当面手放す予定はありませんが、このあたりで昨年8月に続く2回目の中締めをして、2冊目の本にまとめることにしました。

この間ネット上で色々アドバイスをいただきました皆様、モンディアル・オーナーズ・クラブの皆様、そして何より日ごろから面倒を見てくださるSモータース(Sは略称)のOさん、今回足回りのリフレッシュでお世話になったリスポスタさん、リスポスタさんを紹介してくださった跳馬内燃機のジャッキゐさんなど様々な皆様のお陰でここまでやってくることができました。皆様には心より感謝申し上げます。

追伸

今後ともこのBlogは続きます。今年はまた秋にヒストリック・オートモビル・フェスティバルに出ようと思っています。今年は逃しましたが来年はコーンズフェスタにも行こうと考えています。そのときお会いしましたらよろしく。

Dsc04566
一番の思いではF40を抜いた昨年のヒストリック・オートモビル・フェスティバルです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.04

エアコンの配管の耐熱ガード

E36はエキマニのすぐ近くにエアコンの配管が通っています。アルピナB3の場合はタコ足のエキマニのため、ノーマルよりも一層エアコンの配管とエキマニが接近していて、一番近いところでは2cmもありません。

Dsc05872

これではエアコンの効きにも影響するだろうと思い、エアコンの配管にサーモガードというガラス繊維の耐熱テープを巻きました。これはカツキワークスというところで購入しました。

Dsc05877

エアコンの配管と、エキマニに近い場所にあるコンプレッサーの後ろの部分にも張りました。コンプレッサーからでているホースの一部は冷却水のゴムホースと接触していました。冷却水は100℃以上になりますから、これもよくないと思います。

装着前と装着後でエアコン吹き出し口の温度を測ったわけではありませんが、エアコンの効きが良くなったように思います。赤と青の中間で使っていますが、顔に向けると寒くていられないほどでした。

(追記)

路面温度37度、日陰で地上高1メートルの場所での外気温33度の状態でエアコンの噴出し口(ダッシュボード中央)で温度を測ったら何と摂氏14度でした。激冷えです。ブロアーレベルは2、外気導入状態です。(最初摂氏4度とかきましたが、温度計の目盛を10度見間違えていました。訂正します。さすがわBMW,国産車のようには冷えませんね。)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

クラッチディスク欲しい人いますか?

今年4月のクラッチ交換で余ってしまった新品のクラッチディスク(ツインプレート2枚)、欲しい人いませんか?

4月の記事を読んでいただければ経緯は分かりますが、イギリスのeurospare.co.ukからクラッチキットで購入して、カバーとプレッシャープレートを使った残りです。ディスクは先にヤフーオークションで入手した古いほうを使いました。

手元に置いておいても構わないのですが、ご希望の方がいらしたらヤフーオークションで入手した時と同じ価格の6万円でお譲りします。未使用品ですが、開封してあります。ご希望の方はメールをください。適合はツインプレートディスクの348とモンディアルtです。年式は1989-1990ですが、コーンズでクラッチ交換をした車は大概シングルプレートにコンバートしたそうです。なお現在はクラッチはキットでのみ購入可能で、ディスク単体では購入できないそうです。

追記、その後購入価格と同じ6万円でヤフーオークションで北海道の348オーナーの方にお譲りすることが出来ました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.03

やっとアルピナの足が完成

今年の1月から長々とやってきたアルピナB3の足回りのリフレッシュですが、半年かけてようやく完成しました。

最後にスタビリンクを交換しました。自分でもできる簡単な作業なんですが、幅16ミリの薄手のオープンのレンチが必要で、手元になかったもので作業は頼んでしまいました。

Dsc05876

Dsc05869

今回のスタビリンクは社外品でマルニトレーディングに発注しました。純正品は6,510円ですが、1個3,906円でした。2個使いますので、合計7,812円です。

最後にアライメントを調整してもらって完成です。結局スプリングは交換しませんでした。M3用のスプリングで新品の在庫品があったのですが、取り付けようとしたらフロントのショックの台座の径が合いませんでした。(アルピナはMではない、ノーマルタイプです)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ついに復活、モンディアル

サイドブレーキの異音はやはりトラブルが原因でした。
モンディアルtのサイドブレーキはハブ内蔵ドラムなんですが、これの調整ナット(アジャスター)が半分欠けてなくなっていました。その破片がブレーキシュー(写真)の外側に挟まっていたようで、そこにへこみができていました。

Dsc05874

右のブレーキシューは以前のオーナーが一度交換したようですが、左はオリジナルらしく、相当に錆びていましたのでブレーキシューは片側だけ交換しました。

欠けたアジャスターは真鍮でできていました。真鍮というのは銅に亜鉛を20%加えた合金で、加工がしやすく、錆びにくいのが特徴ですが、強度は鉄に劣るようです。普通の車はこのアジャスターは鉄できているそうで、普通とは違うことをやると問題がおこる良い例だそうです。

直している傍から別なところが壊れてくるモンディアルですが、これで完全復活です。とはいっても、細かいところはまだいくつか手を入れるところがありますので、当面楽しみには事欠きません。はぁ。(息)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »