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2005.07.18

フェラーリ モンディアルのクラッチ

6月16日にもクラッチのことを書きましたが、どうも最近モンディアルのクラッチのことが気になっています。まだ使えるので、使えなくなってから気にすればよいものなんですが、どうも構造やそういう構造にした理由が気になります。できればクラッチをばらしてみたい気分です。

DSC02374ss


モンディアルtのクラッチは348と共通で、355も同じ形式です。クラッチそのものはフランスのヴァレオ社の製品らしいです。エンジンの出力は一旦、トランスアクスル後端のハウジングの中の後ろにあるフライホイールにつながり、そこからその前にあるクラッチ(ツインプレートまたはシングルプレート)に伝達されます。クラッチから入力された動力は中空のシャフトを通って前方のギアボックスに導かれ(中はエンジンからフライホイールに向かうシャフトが通っています)、下に落ちてベベルギアを通し90度回転して、上下2段の横置きのギアボックスのドライブ側(下側)に伝わります。そこから5段のギアを通じ、上段、ドライブシャフト上のドリブン側のギアにつながり、そこから左右に後輪の駆動軸としてホイールハブにつながります。

写真で穴の隙間から見えるギアはリングギアです。

それから、これは想像なんですが、以前書いたフライホイール側にショックを吸収するスプリングやシリコンが入っているという特殊な構造、これはアイドリングをスムーズにするためだと思います。同様な構造は日産のキャラバンやトヨタのハイエース・ディーゼル(フライホイールにトーションダンパー入り)があったそうです。これはディーゼル特有の低速こもり音やアイドリング時のガラガラ音を低減させる効果があったそうで、フェラーリもV8は通常のV8のように回転バランスを追求せず、高回転型を目指しあえて0-90-180-90度スローではない、0-180-0-180度スローにしたため、この方式でアイドリングを抑えようとしたのではないかと思っています。

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